2021年9月6日月曜日

2021年9月6日

 2021年9月6日

夕方になると、虫の声が賑やかだ。もう秋。いやいやまだまだ暑さが戻ってくると、長期予報はいっているが。オリンピックも、パラリンピックも終わり、あとは、パンデミック

だけになった。そのパンデミック、新しい首相で、どれほど好転するのか。

この夏の猛暑続きは、半端じゃなかった。どうせ緊急事態宣言下で、ステイホームなので、冷房つけて、うちにいることが多かった。ところが、である。我が家の一大事件発生。

冷蔵庫が壊れた、続いて洗濯機が壊れた、のだ。

普段は、それほど気づかなかったのだが、冷蔵庫って、必要な家具だった。さっそく、昔から我が家のご用達店があり、連絡した。綾瀬駅近くの電気屋だ。なんでも、かんでも大型店舗になっている昨今、個人店の電気屋さんは、ほとんど淘汰され、老夫婦がやっているこの店は、貴重な存在。なにしろ、高校生時代の綾瀬付近の昔話が、共通の話題になる人たちなのだ。

朝、冷蔵庫を開けたら、アイスクリームが、すっかり溶けており、冷凍室の氷が、水になっていた。猛暑続きの日々だったので、とにかく、すぐに新品を持って来て欲しい、と電話した。それでも、三日間、冷蔵庫なしの生活を強いられた。常温でだめになった食料などは、捨てた。いつ持ち込まれるのか、はっきりせず、三日間は、ご飯は炊けたが、コンビニおかずで、しのいだ。新しい冷蔵庫が到着。ところが、新品の冷蔵庫は、半分が冷凍室で、さっそく入れた野菜、バナナ、りんごなどが、朝になって見ると、凍り付いて、真っ黒く変色していた。野菜入れがないことがわかった。しかたなく、野菜入れのあるもうひとつの冷蔵庫を買うはめになった。最近の冷蔵庫は、冷凍ものを入れる人が多いので、大きい冷凍室になっているとのことだった。冷凍ものなんて、ほとんど買ったことがなく、理解に苦しむ。無駄な支出、と怒ったり、反省したりしていた矢先、こんどは、洗濯機が壊れた。

洗濯機は、父親が使っていたもので、かれこれ30年は経っている古道具。元洗濯屋だった父は、自分のもの、家族のものも、当たり前のように洗濯していた。現役時代は、シルクのYシャツなどを常用していたが、洗濯して、アイロンをかけるのは、プロの父親だった。その父が亡くなり、隠居生活に入り、ひとりになって23年間、ずっとこの洗濯機だった。電気屋のご主人は、「よく働いた、充分、モトはとったね」、と新しい洗濯機を持ってきた。

古い洗濯機は、二層式だったが、新品は、全自動式で、洗剤の量、水の量、洗濯物の種類、洗う速度などなど、やたらとボタンがあり、とにかく、複雑なのだ。まだ、いちども、作動していない。明日は、天気になり、太陽も出るらしいので、やってみるか。

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