2023年4月30日日曜日

区長6 都知事もオンナ 東京ブラボー

地方選挙終了。結果、女性の進出がめざましい。都内23区中、女性区長が6名になった。足立区長なんか、もうとっくにおんな区長です。なにかというと、強気の小池百合子都知事を見本に、みなさん、頑張って欲しい。これからの東京が、なんとなく楽しみになってきました。勿論、区長だけでなく、おんな区議会議員も増えた。

同時に行われた衆参議員補欠選挙、こちらも、女性が頑張った。

自民党の公募で選ばれた女性、東京の銀座で、バーのマダムだったんだそうです。候補者に選ばれ、2か月間の選挙運動で当選。当選時のバンザイ三唱のTV向けのセレモニーで、映像に写った女性は、ひとり当選者のみで、あとは、30名ほどの黒の背広姿の男性陣 だった。これからが大変ですね、と。

もっと、面白かったには、和歌山県。自民党元黒幕幹事長の選挙区。大阪で政治を牛耳っている維新の候補者が、なんと自民党候補を破って当選。その新人議員が、女性だった。

もひとつ、女性候補が当選した千葉の選挙区。元国連職員というキャリアウーマン。帰国後3か月で立候補。野党全ての候補者をしりぞけ、見事当選。政党は、別にして、女性議員がひとり増えたのは、よろしい。

というわけで、女性候補を当選させた有権者たち、素晴らしい結果でありました。

昨夜(4月29日)、総理大臣が連休を利用して、アフリカへ。広島サミットの事前準備の「旅」だそうです。四か国を訪問するそうですが、エジプト、ガーナ、ケニアの三か国は、スーダン赴任中に訪問したことがあります。いずれもイギリスの植民地だったところ。モザンビークは、たしかポルトガルが旧宗主国。今、いわゆる途上国は、欧米の価値観よりも、中国やロシアによる経済協力、軍事援助の方に、より傾いている、いわゆるグローバルサウスといわている国々。かつて、アフリカのスーダンで、国連職員として、開発援助にコミットメントしてきた経験から、いまや、第三世界の国々が、国連はじめ、世界的規模で声を大きくしていることに驚いています。我が日本国首相、どんな会談をしてくるのか、楽しみです。

という今日は、ゴールデンウイーク直前の、ちょい乗り旅へ。常磐線で、土浦駅へ。ここから、筑波山行きの路線バスに乗車。ほぼ満席、中高年が多い。1時間ほどで、ケーブル乗り場へ。団体で行列が出来ており、まだ連休前なのに、この混みよう。そのまますぐ来たバスに乗った。つくばエクスプレス駅行き。こちらも、ほぼ満席。お天気なので、結構、混んでいました。信号で、バスが止まった時、ちょっと聞こえました、たんぼのカエルの声。そういう季節になりました。

2023年4月22日土曜日

乗り鉄で 渡良瀬を往く 春の旅

春の旅、の前に、気掛かりなスーダンの現状。政府軍と反政府軍が3日間の停戦に合意、とニュース。ラマダン(断食月)明けで、兵士たちが家族に会うため、との理由での停戦。でも、これまでも2度停戦合意があったけれど、守られなかった、ということで、国連なども、半信半疑らしい。首都カルツームが、争いの中心なので、人口も多く、外国人も多く住んでいる。日本は、大使館もあるし、60人邦人の出国のためということで、自衛隊の飛行機が昨日(21日)、ジプチへ出発。ジプチ、なーんで、と調べたら、紅海ースエズ運河の出口に位置する小さな国で、独立したのは、つい最近。人口90万というから、それでも国かよ、という国で、スエズ運河を通る日本行きの船舶の警備を目的に、自衛隊の常駐基地がある、とのこと。その出先基地まで飛んで行ったということ。カルツーム赴任中の事務所で、秘書をしていたスーダン女性、彼女は、コプト教(エジプトのキリスト教)の信者だったのを思いだした。国連事務所が、イスラム教方式で休日が日曜日でないことに、不満を持っており、直訴されたことがあった。どうしているかな。

わたらせ、行くか、は、前の晩、JRの時刻表を眺めていた時だった。今年は、例年よりも暖かく、さくらも早めの開花で、「お花見特別列車」は、も6う終了したはず。明日は、いい天気との予報だし、行くか、「行くべきでしょう」、と決めた。6時の朝いちばんのバスで、綾瀬駅へ。北千住駅で、浅草始発の特急会津田島・日光行き、6時45分に乗車。前3両が会津田島行き、後ろ3両が日光行き。車内は、特に混んでおらず、連休前のらくちん列車。利根川を渡ると、田んぼの中を往く。ほとんど、水がはられており、田植え準備OK。春霞だが、遠くに日光連山が、ぼーと見える。8時すぎ、鹿沼あたりで、田んぼに白鷺が3羽いた。田んぼ(稲)もあるけれど、ここら辺は、麦畑が多い。まだ穂は青いけれど、しっかり実をつけているのがわかる。そういえば、讃岐うどん、粉はオーストラリアからの輸入なんだそうです。日本でも、しっかり収穫できるのに、と。(食糧自給?)。

9時15分、下今市駅着。ここで、会津方面と、日光行き、切り離される。数分で、東武日光駅に到着。下車したのは、しめて、20名ほど。外国人インバウンド客は、少ない。駅待合室が扉を取っ払われており、なんとなく広ーく感じられる。売店で、弁当を買った。おにぎり二個で500円。それでもいちばん安い。あとは、1500円以上。足尾行きバスは、9時35分なので、1時間以上も待たねばならない。小さめの2個おにぎりは、すぐに食べてしまい、やることもなく、JR日光駅へ行く。ゆっくり歩いても5分。駅舎は、なかなか立派で、皇族用なんだそうです。うす暗い待合室で、しばらく待つことに。と、見上げた天井に、つばめが入って行く、出てきた、が。今年はじめてのつばめだった。

9時35分、定刻通りバスがきた。コミュニティバスで10人乗り。日光市内の住民が、古川電工足尾銅山の病院へ行くために始められたバスで、日光市営のバス。観光客や、ましてやインバウンドさんたちは、乗らない。この日は、地元の方(男性)がひとり同乗。バスは、観光地では止、とまらず、いろは坂への道と分かれて左折し、古河電工工場跡を走る。長いトンネルを抜けると、芦尾エリア。右折してし、しばらく行くと、わたらせ渓谷鉄道の終点駅間藤に到着。ここで下車。バスは、このまま旧古河鉱山だったエリアを廻って、再び間藤駅の前を通り、足まだまだ方面へ。

間藤だけでなく、わたらせ渓谷鉄道の駅は、ほとんど無人駅。駅舎そのものは、歴史を感じられる、趣のある建物が多いが、倒れそうな旧舎もある。これらの駅の清掃など、会社の社員が行っている。地元のボランティアという駅もあるそうだが、なにしろ、もともと人口の少ない地域なので、これが、なかなか大変。間藤駅で駅舎、トイレなどの掃除をしていた社員さんから聞いた話。まだ若いお兄さん、鉄道会社に就職して、トイレ掃除、なんか、考えてしまった。10時58分、電車がきた。もう少しやってから、と彼。ホームで、箒を持ったまま、出発進行の敬礼をしてくれた。ところで、この電車、着いた時に下車した客は2名。山歩きの格好をした中年おじさんだった。そして、終点から乗った客は、乗り鉄ひとり。      

乗ったわたらせ渓谷鉄道、一両編成、ワンマン運転、でも、内部は、あのボックスシートでした。貸し切りで、花見や紅葉見物の観光客を乗せる、とっときの車輛だ。古いけれど、それがいいんです。トイレもついている。海抜640mの足尾駅では、1名乗車で、乗客は2名に。車窓の景色、いつきても、いいですね。木々のみどりが、若葉が、まぶしい。渡良瀬川の流れが、ほんとうに、水が透き通っている。沢入は。「そういり」、神戸は、「ごど」と読むんだそうです。こうべ、じゃないのが、なんとも、ねえ。こんな駅もあるんですね。

ワンマン車に、制服姿の駅員が乗ってきました。乗客8名に、切符を売って、次の仕事にとりかかります。わたらせ渓谷鉄道の関連グッズ、ロゴ入りのハンカチ、手ぬぐい、キイホルダなどを持って現れました。セールスマンに変身です。客たちは地元民らしく、ほとんど関心を示さず、気の毒になって、なんか買わなくては。「いつもご乗車、ありがとうございます」、えっ知っていたんだ。書類入れのホルダー、200円、を購入。で「頑張ってね」と励ましてしまった。実は、昨年赤字に陥り、クラウドファンディングを実施。わずかだったが、協力したことがあったので、「頑張ってね」。彼は、次の駅で降りて行った。見えなくなるまで、手を振ってくれていた。

渓谷は、車窓の右側から左側へ。がらすきなので、座席を左右行き来できる。山の上の方は、まだ春はじめなのに、ここら辺になると、春まっさかり、木々の緑も一段と濃くなり、大間々近くになると、藤の紫の花があちこちに目立つ。満開だ。そめいよしの、山さくら、山つつじ、圧倒されそうな春の山。

12時35分、相老駅着。浅草行きは13時8分。特急券入れて、2480円也。1時間30分で北千住駅に到着。東京の空も、まだ上天気だった。




2023年4月19日水曜日

花冷えに 後悔しきり 衣替え

 今朝は、寒かった。5時には、東の空がしっかり明るくなり、本日は、晴天なり。運河の水面、小鴨たちが、泳いでいました。今朝も、あのおじいさん、釣り人、がいました。おはようございます、と声をかけると、「ああ、まだあがらないよ」、の返事。雨でない日は、ほぼ毎朝、同じ場所にいます。

東京も選挙がじきらしく、ポスターをあちこちで見かけます。なぜか、ポスターの顔が、みーんな笑顔。今だから笑ってられるんだ、選挙に入ったら、大変ですよね。そんな地方選挙、候補者不足、なんだって。全国で、4割近くの選挙区で、無投票なんだそうです。同じ人が、4期、5期ーつまり、20年もの間、議員や、村長、町長をやっているってこと。新聞には、投票立ち合い人をロボットにしたら、とか、投票用紙をやめて、マイナンバーカードにしたら、などという意見も出ているそうです。AI時代です。

AIといえば、昨日、綾瀬の本屋で、雑誌を買ってきました。ChatGPT特集っていう雑誌。パラパラっとページをめくってみましたが・・・・スマホ持ってない、使ってないAI音痴のわが身、これで、いくらか変わるかな、です。

アフリカのスーダン、死者185名の見出し。今朝の新聞には、カルツームの政府軍(独裁)と、反政府勢力(民主化)との間での紛争が大きく報道されていました。40年くらい前のこと、国連職員として、スーダンのカルツームに赴任していた時期がありました。当時、イスラム教のハルツーム(北)とキリスト教(南)との間での紛争があり、結果、2011年、南スーダンが独立。その後も、軍部の独裁に対する民主派との間での争いがたえない状況でした。この間、二度、カルツームを訪問しましたが、赴任当時の面影は、ほとんどなく、首都カルツームは、高層ビルが立ち並ぶ近代都市に変身、それでも、ナイル川(白ナイル、青ナイル)は、以前と同じ、ゆったりと流れいたのをを、思い出しました。緊迫しているだろうカルツーム、2名の国連職員も、亡くなったと報じられており、とても気がかりです。

上天気なので、朝干したふとん、洗濯ものを取り込んだら、お出かけのつもりです。今日は、どこにしようかな、半日なので、そう遠くは、無理。路線バス、乗り鉄電車で、出かけます。午後も天気、大丈夫みたい。

2023年4月13日木曜日

高山線 車窓にせまる 花吹雪

朝6時、神明町を出た。日帰り旅は、朝が肝心。月曜日の朝の電車、座席のみなさん、ほぼ全員熟睡。上野駅、地下の新幹線乗り場。まだ7時なのに、外国人旅行者たち(インバウンド)が目につく。7時26分発金沢行き、7分遅れで出発。インバウンドのみなさんたちが、写真を撮るために、ホームの黄色ラインに入ったことで遅延。

金沢行き新幹線は、大宮、長野、富山、終点の金沢しか止まらない。車内は、全座席指定で、ほぼ埋まっていた。予報通り、完璧な快晴だったが、いつも見える日光連山、榛名山は、春霞でシルエットがぼんやり見える程度。高崎を通過したのに気づかず、トンネルがやたらと多くなり、安中を過ぎた。トンネルを抜けると、右手に浅間山。南側なので、雪はほとんどついていない。浅間山は、ここのところ微動が繰り返されており、爆発があるかも、といわれている。

8時20分、軽井沢駅通過。東京から1時間もあれば来ることが出来るってわけ。軽井沢は近い。長野駅には、8時40分、乗客の半数は、ここで降りていった。この先もトンネル多し。と、右手は、左手は、立山連峰。ここら辺は、奥の細道歩きで通ったところ。9時28分、富山駅着。下車。ここからは、高山線で名古屋まで乗る。本日のメイン乗り鉄です。特急ひだ号は、9時45分発。ホームへ行ってみたら、「自由席」の看板があり、先客が4名並んでいた。アジア人の観光客。お掃除中の男性に、聞くと、「自由席」は一両にみ、とのこと。といっても「予約席」も一両。つまり、二両編成の特急ってわけ。並ぶ。

しばらくして、次々にインバウンドたちが現れた。ザックや、いくつものゴロ曳きトランクを持った人たち。団体さんでは、なさそう。お友達、家族連れ、ご夫婦、そんな感じ。その人たち、全員が、自由席客で、トータル50名くらいだったので、座れない人も。そのまんま発車オーライ。結局、自由席車両に乗っていた日本人客は、2名。

立ったまんまの人たちを乗せ、高山までの1時間半、棚におけない荷物で、通路もいっぱいで、座っているのが、申し訳ない感じ。それでも、高山線、車窓からは、むせるような春の山々、里には、鯉のぼりも見える。

高山駅に着いた。ほぼ全員が下車。特急ひだは、ここで6両連結。もっと早くしてくれたらよかったのに。たしか桜の名所「臥竜さくら」は、ここら辺だった。歩き旅できたことがある。このあとの自由席車両は、3名。たしか春の高山祭は、4月中旬、こちらも、高山の知人ときたことがあった。

新緑がはじまった春の山々、山桜がポツン、ポツンと山の斜面に。飛騨川の流れもいいね、この景観、ひとり占め、最高の乗り鉄です。単線の高山線、名古屋から高山行の列車を待ち合わせする。それらすべての列車、これまたインバウンドで満席。グリーン車も、ほぼ全員が外国人客だった。窓越しに、手を振る人たちもいた。

下呂を過ぎ、美濃太田、ここから長良鉄道に乗ったことがある。終点までの往復。鮎の季節ではなかったけれど。市街地に入り、岐阜から名古屋はすぐ。なぜか、岐阜と名古屋間の特急は、座席そのまんまで、反対向きのまま進行。

14時4分、名古屋着。14時34分の新幹線で一路東京へ。途中、掛川城は確認できたが、富士山は、見えなかった。16時12分、東京駅着。新幹線の構内でしか入手できない駅弁「品川づくし」(貝づくし弁当)を買った、買えた(ときどき売り切れに)。

今夜は、駅弁の夕食。北陸新幹線、高山線、東海道新幹線、総距離1036キロの乗り鉄でした。足立区からの夕日、きれいだった。


2023年4月7日金曜日

桜散り 待ってた出番 花水木(はなみずき)

近所の桜、中学校の桜、ほとんど散りました。昨日は、強風で、地面が散ったさくらで真っ白に。朝の散歩路(3PO)の  運河は、花筏、です。お隣り埼玉県の八潮市、市の指定花が、花水木。どこを歩いても、花水木だらけで、今、ピンク、赤、黄色、茶色など、さまざまな「色」をつけています。はなみずきって英語で、Dog Woodっていうらしい。

新学期が始まり、早め下校中のぴかぴかの一年生たちが歩いています。まだ、お友だちになっていないらしく、少し離れて、歩いています。新品の上下着、新品のランドセル、おそろいの帽子とランドセルカバー、靴だって新品だ。なにが入っているのか、手さげ袋を持っている子も。まだ、からだが、馴染んでいないのと、持ち物が多いのか、なんとなく気になります。ご近所の一年生、朝、会ったら、「おはようございます」、なんて真面目な顔で挨拶をされてしまった。学校ってすごいな、立派な大人になって下さい。

本日は、山手線乗り。東京駅で下車して、駅弁を買いに行きました。目的は、「品川弁当」です。駅弁だけの専門店、品川弁、ありますか、と尋ねると、「あゝ、あれは、ここでは扱っていません」、と。品川弁は、貝づくし弁当。しかたなく、深川弁当にした。山手線に戻ると、お着物姿のお母様と、新調背広上下の息子さんに会いました。会話の様子から、どうも新入社員式へ出たあとらしい。「ともかく、せっかくいい職場に入れたのだから、頑張ってね、しっかりね」、と。そして「お父さんみたいには、ならないでね」、って。どういうことなのかな、と耳をそばだてていたが、その先は、聞こえなかった。

車中の会話その2。〇〇さんはね、なかなかの人物なんだ、ほんと、面倒みがいいし、頭が低いのがいい。俺なんか、10年ほど前から親しくしてもらってる。是非、今回も勝たせたいので、頼むよ。聞く側も男性で、60歳、いや70歳くらいかな。地方選挙のお願い、だったらしい。16日が、投票日。ふたりは、上野駅で下車し、新幹線方向へ歩いて行った。新聞によると、地方選挙の投票率、年々下がっているとのこと。無投票が4割。投票率も低いけれど、地方議員になりてがいないという現状も。

いつだったか、足立区長の選挙の時に、町内会のボスという人との立ち話。「こんど、区長選挙に出ようか」、なんて冗談を言ったら、その夜、一升瓶持参で、ボスの手下みたいなおじさんが、「本当ですか、出るんですか」と聞きにきた、再確認をしにきたことがあったっけ。冗談でなく、出てみようかな。

2023年4月4日火曜日

乗ってきた 被災地走る 常磐線

新聞、テレビなどで 東北大震災、その後の状況が報道され続けている。津波で流された海岸近くには、高い堤防が建設され、流された後の瓦礫状態だったところが、きれいに整地されたり、の光景をよく目にしている。いつものように、なにげなくJR時刻表のページを繰っていたら、常磐線、上野駅から仙台駅まで、そっか、行ってみるか、になった。

切符を買いに上野駅へ。実は、近場の北千住駅で、「ジパング」(高齢者向けの割引切符)がオール自販機対応になってしまったのだ。いつ行っても、ほぼ行列で、あれこれスタッフと会話しながらの切符購入が出来なくなってしまったのだ。なんとなく、JRでの遠出が億劫になっていた。201キロ以上の乗車が条件で、使用できる。たとえば、新幹線ならば、熱海を過ぎないと距離不足で、だめ。常磐線ならば、上駅から終点の仙台まで、363.3キロなので、ジパング使用可、というわけ。(JR時刻表本は、毎月発行されており、ほぼ毎月買っています)。

大きな駅ならば、と上野駅へ。中央改札口近くの売り場へ。もちょっとで、外にはみ出るほどの長蛇の列。これほどだと、いつもなら即あきらめるのに、この日は、「いいんじゃん.並んでみよう…」というわけで、列に参加。結構いるじゃん、インバウンド・外国人もいるいる。よーくみると、家族連れ、お友達連れ、ご夫妻など、みーんなでの連れ行列。その分、長いわけだ。

それでも50分ほどは、かかりそう。その間、立ちっぱなし。でも、だれも文句をいうことなく、粛々と・・・」。20分ほど経った頃、すぐ前の並び人、ご高齢の女性、ご主人と代わりばんこに並んでいる。バトンタッチしたばかりの奥さんに、「たいへんだね」、と声をかけてみた。どこへ行くんですか、と尋ねると、「鬼怒川、温泉です」、と。そうですか、ところで、どこに住んでるの、と聞くと、「浅草です、近いけれど、ここら辺へは、あまり来ないんでね」、と。そこで、旅の達人の話。「あのおー、浅草ならば、東武線で、日光へ行けますよ、鬼怒川行きも出ていますよ」、と。更に「特急なので、快適な電車ですよ」、と教示。彼女、「ああ、そっか、松屋の上から出てるね、あれ、ね」と納得。入口の壁に寄りかかっていたご主人のもとへ。説明したらしく、手を振って、お辞儀をして、出て行かれた。いいことしたな…」。番がきて、すぐに切符ゲット。ほんと、50分並びました。

土日を避けて、月曜日に実行。神明町を6時のバスで出て、上野駅へ。7時前に着いてしまったが。構内のさぬきうどん店、ご常連さんらしき男性3名、10分ほど並んで、7時開店。ぶっかけの小もりうどん280円を、時間をかけてたべる。上野駅での早朝乗り鉄の際には、ほぼ、必ずここでうどんをいただきます。ホームへ出て、待つ、待つ、待つ。その間に、朝のラッシュ時の光景を眺めるのが、なんともいえない楽しみなのです。

10分前、7時50分、入線。ほぼ満席で「特急ひたち3号」、8時発車。終点の仙台駅まで行。仙台からの上り特急も、一日それぞれ3本の運行です。切符を買う時に、進行方向の右シートをとった。お隣は、若い男性。すぐにスマホをとり出し、しばらくいじっていたが、「おやすみなさい」、で勿来駅まで眠っていた。

お天気は、最高。筑波山の見える土浦あたり、田んぼは、田植えの準備がすすんでおり、水をはった田んぼも多い。水戸をすぎると、しばらくして、右手に海。防波堤、整地済みの土地が、ずっと続く。人通り、車の往来も少ない。海までの空間、人家、ほとんどない。楢葉、富岡、大熊、双葉、浪江など、次々に停車。客はほとんど降りてしまっていて、ほんの数名しか乗っていない。駅に着いても、降りる人も、乗る人もいない。駅周辺でも、人影は少ない。それでも停まる。特急なのに、ちょくちょく停まる。駅周辺、桜の木が多い。満開だ。車窓からは、障子がぼろぼろの人家、トタン屋根がはがれている家、垣がが倒れている家などが見える。戻ってきたのか、自家用車のある家、洗濯ものが干してある家も、ときどき見える。これが12年後の「今」か、と。

列車は、相馬駅を通ると、海岸から離れ、内陸へ。終点の仙台は、すぐだった。12時26分着。最後まで乗っていた客は、何人だったのか。常磐線は、なんども乗っていたが、通しの乗車は、初めて。

特段、目的もないし、仙台から、上野駅行きの「やまびこ」に乗る。朝8時に発った上野駅に戻ったのは、15時すぎ。行きは、4時間30分、帰りは、2時間の乗り鉄の旅だった。


2023年4月1日土曜日

トランプの 占いはずれ 起訴される

 遂にというか、またかというか、新聞の一面に前米国大統領のトランプ氏が写真つきで登場。いろいろな罪状で、起訴されたというニュース。アメリカっていう国は、そんな罪状があっても、大統領選挙に出馬できるんだそうです。寛容というか、いい加減というか、アメリカ民主主義って、わかりずらい。いつだったか、北朝鮮の若いお兄さんと、トランプさんが直の会談をしたことがありました。シンガポールのホテルだった。実は、その前日に、そのホテルで会食があり、ロビーで売っていたTシャツを買いました。Tシャツの胸の部分に、会談の主役のお二人の顔が描かれていました。日本に持ち帰り、見えるように吊るしていましたが、来客のだれひとり、関心をもってくれません。日本に唯一の希少価値のあるシャツなのに。今も、そのままです。トランプさん、来年の大統領選挙に、立候補するのでしょうか。

なんかわかんないことがあったら、といつもお世話になっているM先生。昨日、電話。そういつも、電話なんです。「半導体とか、AI・人工知能って、どういうところに使うんですか」が、Question。

今、半導体や、人工知能、なしの世界は、考えられない、からスタートしました。自動車だって、船だって、列車、高速道路、家電etc. 身近なスマホ、全て半導体なしでは不可。その半導体、人工知能分野で、日本は、G7はじめ、途上国よりも遅れている。不可能を可能にする機器。身近なスマホ、今や世界中の人たちがスマホ、スマホで明け暮れている。(持ってない人は、少数派だそうです)。半導体なしには、不可。電車の中でも、道路を歩きながらも、自転車に乗りながらも、赤ちゃんを抱えながらも、そう、みなさんスマホを離さない。でもね、と先生「フェイクが多い」んだそうです。ウクライナ戦争でも、半導体、たくさん使われている、んだそうです。人間の知識では、間に合わなくなるというので、「しばらくの間、使うのをやめよう」、なんていうことも。

今日は、「銭湯」へ行く日。綾瀬から町屋まで千代田線。町屋から三ノ輪までは都電です。都電愛好家なんです。その都電、荒川区役所前で乗ってきた高齢女性、手押し車です。車の真ん前に、パソコン打ちで『私は、オートバイにひかれました。みなさん気をつけましょう。バイクの方も』と書いたA4版の紙をはってました。お主、やるじゃないの。