2023年6月12日月曜日

紫陽花の 蝸牛みた さあ梅雨だ      

梅雨入り宣言(6月8日)が出た翌日から、雨模様。例年よりも早めなんだそうです。台風がすでに3回もきて、その影響で、川が氾濫したり、それに、能登半島だけでなく、日本列島のあちこちで 地震、夕べも北海道で震度5の地震。なんだか、この先が不安です。

海外でも、不安だらけの状況。カナダでは、かなり広いエリアでの山火事で、隣国アメリカでも大変なことになっており、ニューヨークの空から青空が消えるほどの公害になっているそうです。ミャンマー、パキスタンでの洪水、そうそう、ウクライナでは、貯水池が氾濫し、戦時下の地域が洪水になっている。ロシアも、ウクライナも、相手の攻撃が原因と言い合っており、犯人、わからずじまいのまま、被害が続いています。

水がありすぎても困る、水がなさすぎても困る、これが「南」の国々の実情です。争いが終結したはずのアフガニスタンで、畑を耕す為の水路づくりに貢献した中村哲さん。凶弾に倒れて3年あまり、新聞に現地の「その後」ニュースが掲載されていました。何年くらい前だったか、その中村先生にお会いしたことを思い出しました。当時の先生は、お医者さんで、会ったのは、たしかバングラデシュの北の方の村でした。日本からの青年代表団ということで、現地で活躍されていた日本人に会う、というプログラムでした。現地の苦労話をされた先生に、「日本に帰って、私たち、どんなことで協力できますか?」、と団員が質問をした時、中村先生は、こうおしゃった。「どうか、みなさん、古着を出さない生活をして下さい」。よーく覚えています。古着を出さない、ということの重みを、今でも感じています。

雨が降っても、風が吹いても、やってます、乗ってます、乗り鉄・ちょい旅。ほぼ毎日、日帰りなのでほとんど首都圏内です。いちばん頻度が高いのは、武蔵野線、東武アーバンパークライン、つくばエクスプレス線、たまーに山手線などです。ちょこっと東京をはずれると、まだまだたんぼがあり、田植えのすんだ一面の青田が、車窓から見えます。緑が日々濃くなり、家々の庭先には、紫陽花が咲いています。わが家の周辺でも、紫陽花が満開。雨に濡れた紫陽花って、本当にきれいです。紫陽花って、こんなに種類があったっけ、といまさら、感心しています。よーく見ると、なんと蝸牛。しばらく見とれてしまった。

そういえば、こんなこともありました。 あらいやだ カエル顔出す 丸亀うどん