2021年9月18日土曜日

実りの秋(その2)

 夕べの雨で、金木犀の花が、地面を真っ黄色に。

本日は、モノレールの日なんだそうです。1964年、オリンピックの年、日本ではがめて、モノレールが開通、浜松と羽田間。モノレールは、今は、国内にいくつかある。そのひとつ、千葉の市営モノレール、これが、一本のレールで、ぶら下がった形で走っているというので、見に行ったことがある。ふつうは、上ではなくて、レールは、下。実物を見て、確かめて、感動した。

実りの秋、といえば、絶景の秋を見に行ったことがある。5,6年前だったが、新潟から日本海がわを走る羽越本線に乗って、山形へ。鶴岡から、酒田を通って秋田までの「乗り鉄」。お目当ては、鳥海山とたわわに実った稲田。刈り取り前のたんぼと、鳥海山、額縁に入れたような、いい景色を堪能。今でも、はっきり覚えている。

田んぼ作業、田植えから、刈り取りまでを、体験。群馬県の碓氷峠近くの村に親戚があり、父方のお姉さん(叔母)の家。臨済宗の寺で、江戸時代から続く古刹で、地域では、知られた寺。土地持ちで、寺の前は、一面のたんぼ、裏には、竹藪と山があった。その田んぼで、田植え、夏の草取り、秋の収穫を手伝った。東京の銀座の実家から、ちょくちょく出かけた。採れたての新米で作った「味噌むすび」の味は、今でも忘れられない。寺の庭からは、まん前に」妙義山の山並みが、西には、浅間山がどっかり見えた。妙義山に登った時、寺の赤い屋根がよく見えた。

今、毎年、仙台から送られてくる「新米」を、食べている。四国遍路でお会いしたwさんが、梅干と新米を送ってくれでいるのだ。もう10年ほどになる、とにかく「生きているうちは送るね」、と。

「柿」は、法隆寺産。サンチャゴ・コンポステーラ、シベリア鉄道の旅、国内でも熊野古道の旅などで、いつもご一緒の旅友Mさん、奈良の斑鳩町に住んでいる。まさに「法隆寺の柿」だ。神明町のご近所さんたちも、「今年は、まだかい」、と声がかかるほど。秋の味覚、法隆寺の柿。



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