2021年9月18日土曜日

実りの秋(その1)

台風が、対馬沖あたりで、とどまったままとか。その影響で、関東も大雨との予報が出ている。テレビの天気予報、それとニュースが好きなんです。必ず、見る。各地の秋の収穫が伝えられている。もう、あの暑い夏は、過ぎたのだろうか。金木犀(きんもくせい)の香りが、朝の3POコースで、匂っている。

スーパーの店頭では、野菜、果物が高値でならんでいる。ぶどうなんかは、1000円もする。柿だって、3個で500円。梨、400円。

ぶどう、桃は、ずいぶん食べた。自分たちで、お手伝いした農園のぶどう、桃。山梨の勝沼のぶどう、桃の生産者Sさんの農園で、どちらかというと、押しかけボランティアで、7,8年通った。冬の枝切り、草とり、摘果、袋掛け、収穫と、年間通じての作業、山梨へ通った。朝、7時15分の新宿発あずさで、山梨市へ。午後、4時頃のあずさで帰途につく、の日帰りボランティアだった。大菩薩峠、秩父連山、富士山もときどき見えた。脚立に乗って、深呼吸すると、ああ、いい空気、といつも感じた。桃、ぶどうは、神明町のご近所さんに販売したこともある。だから、スーパーの桃、ぶどう、食べたがらないのだ。

「りんご」は、青森。長野でもとれるけれど、やっぱり青森だ。たまたま知り合った青森は、浪岡町のUさん、りんごの生産者だった。りんごの収穫までのほぼ全ての作業をやった。冬は、木に積もった雪おろし、春は、白い花の咲く頃、りんごの木の下で、「りんご追分」を歌ったこともある。収穫時、一本の木になっているりんご、あまりの多さに、うんざりすることもあった。上野発の寝台車で、寝て、起きると青森。3,4年、続いた。ねぶた祭では、りんご作りのご近所さんたちと、はねたこともあった。


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