2022年11月17日木曜日

楽隠居日記 11月17日

 友来る 3年ぶりの 六本木                        パンデミックで来ることが出来なかった友人が、久しぶりに来日。といっても友人は、ご主人の方だけれども、奥さんとも大の仲良し。六本木のマンションの持ち主でもある。今回は、3年ぶりの来日で、医師である娘のサラとの二人連れ。留守の3年間、定期的に掃除をしてくれる会社もあるんだそうだ。3年ぶりの東京についてのふたりの感想。                               「電車が以前ほど混んでいなかった」、「六本木界隈で、closeの店が多い」、「昼頃の六本木、なぜか、スーパーやレストランが、混んでいる、サラリーマン風でない、一般の人、中高年の女性が多い」、「六本木って、他よりも、モノの値段、高いよね」、「タクシーが少なくなったみたい」、などなど。                                  携帯を見ながら、昼食処の寿司屋をさがして、あちこち歩いた。たしかに閉店の店が多く、ヒルズ内でも、営業していない店が多かった。だからか、営業している食べ物屋さんのほとんどが満員だった。                       ようやく見つけた「寿司店」。天井が高く、30席ほどの広ーい室内。これならコロナ大丈夫。ところが、握っている職人さんたち、全て若いあんちゃん、頭髪スタイルが全員同じで、坊主寸前の短めスタイル、手ぬぐいの色(緑)もお揃いだ。案内された席につくと、「メニューは、ありません、昼は、お任せです」、とのこと。下手な英語。それでも、草履ばき。大きなお皿に、3人分のお寿司が、2巻づつ運ばれてくる。寿司のネタは、小さく、もちろん、シャリもちっちゃくて不味いコメ。ネタの上になんか塗ってあり、味付けネタ。醤油は出てこない。取り皿もなく、大皿からまっすぐ箸で口に運ぶっていう段取り。この状態が、1時間ほど続く。3年間ブランクだったので、話題も多く、まあ間がもてた。それにしても、こんなまずい寿司、これまでの人生(84歳)で、最悪。六本木で、商売している店に、こんなのがあったんだ、と。周囲の客、全員が日本人だったが、みなさん、結構満足気で、不満そうな雰囲気でもなかった。どうなっているんだろうか、日本人。お会計、これで、ひとり9000円。わたしが払ったわけではないけれど。

                              

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