2022年11月2日水曜日

楽隠居日記 10月31日

ハロウィーン 押しくらまんじゅう 負けたら死               10月 31日(月) インドのグジャラート州で、吊り橋が切れて、大勢の人たちが落下、亡くなった、とのニュース。グジャラート州、と聞いて、思い出した。今から60年ほど前のこと、同州の首都アーメダバードで、20日ほど過ごしたことがあった。テキスタイルが盛んなアーメダバードで、繊維労働者たちの労働条件改善のため、労働組合を立ち上げる、というプロジェクトにかかわったことがあった。どんな成果があったかは、覚えていないけれど、スウエーデンやシンガポールの、いわゆる同志たちとあれこれ活動した。自分にとっては、初めてのアジアで、マラリアの洗礼を受けたのも、この時だった。20日間のうち半分の10日ほどは、マラリアで寝込んでいた。現首相の出身地でもある。   朝一番のニュース、韓国のソウルの繁華街で、大勢の若者たちが、人流混雑で亡くなったとのこと。あの地区には、海路で韓国を訪れた際、二泊したソウルでのホテルがすぐ近くだったので、ぶらぶらしたことがあった。ハロウィーンで、多くの観光客、韓国の若者たちで混雑していた地区、原宿みたいな所、で大惨事が起きたようだ。155名が亡くなったと。                 毎日、人が死ぬ、というニュースは、ウクライナだけでも十分なのに、地球のあちこちでは、こうしている「今」も、続いていることを実感。

アメリカや、EUの国々がいう「民主主義」の持つ意味を考えている。対話が出来ない人たちを相手に、「民主主義」を繰り返すことの虚しさ、こういう時代なのだ、と。いろいろ考えながら、本日は、西新井大師で、手を合わせた。神頼みっていうわけ。お大師さんなら、聞いてくれるかな。

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