お出かけついでの ちょい旅です。
東武線の谷塚駅(草加の手前)へ行く用事があり、ちょっとその先まで行ってみよう、と。111時すぎに谷塚駅から乗車、各停だったので、草加駅で急行に。この先、いろいろオプションはあるけれど、日光みたいな人込み駅は、さける、となると、空いている路線、左折することにした。急行は、加須駅行き。そこから館林行きに乗ろう。加須は、上野駅から宇都宮方面へのJRの停車駅でもある。前回は、ここでかなり待たされたが、今回は、ほとんどすぐに乗り換えられた。羽生駅には、11時20分に到着。約30分待ち。1時間に一本なので、これくらいは、許せる。
羽生駅周辺は、水をはった田んぼが多い。まだ植えてはいないが、田植のためのウ準備は、すっかり整っている。遠くに日光連山が見える。突然、車が現れ、「よろしくお願いしまーす」、選挙カーだ。ホームで待つ人20名くらい。学生さんがほとんど。土曜日なのに、休みじゃないんだ。11時58分なのに、10分前に到着。30名くらいの乗客が降りてきた。列車は3両 ワンマン。
えっ、こりゃなんだ、と叫んでしまった。電車の外側、車内天井部分いっぱいのラッピング。「World Cup 2019 Kumagaya」の文字。あれからずっと、この状態で走っているのか。乗客(といっても6名)のみなさん気にならないらしい。無視。他に吊るし広告なし。
発車、時間通り。進行前方を見るため、いちばん前の車両に座る。またまたびっくり。線路が、まっすぐなのだ。線路両サイドの電柱が見事、先々までまっすぐ、次の駅も見える。乗り降り客は、1~2名、あるいは、ゼロ、なのに、駅前には、どこでも大きな駐輪所があり多くの利用者がいるはず。土曜日でも、30~40台のチャリが見えた。という状態のまま熊谷駅に到着。ほぼ全乗客は、ここで降りた。乗ってきたのは、5名。
12時22分、発車。前方の秩父の山々がかすんで見える。ほぼすべての駅は、無人、ホームに屋根のない駅もあった。が、ひとつ、立派な、大きな屋根つきのホームと駅舎で、改札口には、女性の駅員がいた。ふかや花園駅。NHKの大河ドラマに出てくる畠山重忠の墓もここには、あるとのこと。
線路は、相変わらず、曲がらず、ひたすらまっすぐです。秩父鉄道が出来た当時、ここら辺は、土地問題などなく、とにかく最短距離で、走りやすい、まっすぐ線路が可能だったのだろう。12時50分、寄居駅到着。ここで八高線に乗り換える。先日、相模線で八王子駅まで乗ったので、なんとなく、その先の八高線と思っていたのだ。ここも1時間1本走行で、約1時間待ち。外に出て、うどんでも食べるか、と改札口へ。人がいない、無人改札だった。駅の表にも、裏にも、店は、一軒もなく、客待ちのタクシーが2台あった。
しかたなく、駅に戻り、屋根なしホームnベンチですごす。と、高校生集団がどーんと入ってきた。200人、いや300人ほど。先生らしい男性が、大きな声で列車ホームに彼らを誘導している。聞くと、寄居郊外の山を会場に、20キロ歩き大会があったとのこと。みんな汗びっしょりで、ペットボトルの水を飲んでいる。秩父鉄道で熊谷方面へ。同じ方向でなくてよかった。
八高線ホームに列車が入ってきた。13時58分発の高麗川行き。時間通り発車。対向の八高線高崎行きは、なんと1両きり。こちらは、3両だった。乗ってびっくり、八高線の高麗川駅行きは、3両で、いちばん前の車両、ボックスシートタイプ。4人がけが4つ、2人がけが、3つ、ついている車両。にこにこ顔で、2人用ボックスシート、ゲット(get).
進行方向を向いた姿勢での「旅」は、最高。寄居を出てすぐに荒川を渡り、八高線は、山間部をゆっくり、ゆっくり走ります。空は、青空、いい日、旅立ちのメロデーがなんとなく出てくる。最高、いいね、ちょい旅。小川駅、越生駅など、なぜか、栗の木が多い、白い花が咲いている。畑の端に雉が一羽。
14時25分、高麗川駅着。待ってい川越行きに乗り換える。ここから先は、もう山はなく田んぼと畑、それに戸建て住宅群。麦畑も多い。川越駅で大宮行きに乗り換え、大宮で京浜東北に、あとは、いつもの通りで、神明町には、17時45分帰着。
この日の 乗り鉄は、 東武伊勢崎線、秩父鉄道、JR八高線、JR川越線、JR京浜東北線、地下鉄千代田線、でした。
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