「躓かず」、つまずく、という漢字、あるんですね。パソコンって、凄い。
実は、ここ数年、毎日、毎日、呪文のように繰り返し唱えてきました。現役時代は、とにかく他人に抜かれない、抜かれたら、抜き返す、だったこともありました。特にチャリの時は、相当のスピードで走っていた。高校生などが、前を走っていると、とにかく抜きたい、抜かねばならない、だった。減速してきたのは、10年ほど前、スペインのサンチャゴ巡礼の頃から。75,76歳頃で、そろそろ年季の納め時を実感していた。知り合いの同年配が、自宅で転んで入院したとか、厚労省の統計で、高齢者が怪我をするいちばんの原因が自宅での転倒だということを知り、80歳になったら、「急がず 転ばず 躓かず」、を実践しようと、決めていたのだ。
最近の乗り鉄、路線バス乗り、不要不急のこのご時世なので、そう遠出せず、近場めぐりを繰り返しています。都心は、感染地なので、だめです、近県です。それも、東方面。千葉、栃木、埼玉あたりです。水戸、宇都宮、千葉など、その前後の小さな駅を楽しみながら、通過する小さな旅。最近、ローカル線の見直しが始まり、赤字路線は廃線に、という検討がなされているようですが、乗ってみて、実情は、そう簡単ではない。ほとんどが都電並みの一両編成で、もちろんワンマン車、客は、始発でも数名、乗り降りほとんどなく、 駅は、無人駅。それでも、運賃の値段は、以前通りという現状。なのに、駅そのものには、エスカレーターとか、エレベータが完備されており、高齢者乗客を意識しています。赤字あたりまえの状況だ、と思われます。
そんなことを思いながらの乗り鉄の旅は、なんとなく、申し訳ない気持ちでいっぱいです。昨日は、4時間かけてのちょい旅で、つくばしエキスプレのつくば駅へ。駅の売店で、朝採りのトウモロコシを購入。茹でて食べたら、あまくておいしい。重たかったけれど、持ち帰った冬瓜、みそ汁に入れてみた。こちらも最高、夏の味でした。なんで、「冬瓜」っていうのか、夏の瓜なのに。
熱中症、コロナ感染、まだしていないけれど、こんなことを繰り返しながら、「秋」を迎えるのかな、と。
0 件のコメント:
コメントを投稿