ここのところ好天続きで、なぜか週末になると悪くなる。で、平日のおでかけ、というわけ。本日は、4月22日、大阪でコロナ感染が深刻化、東京もじきに悪くなるにちがいない、と非常事態を政府と話し合っているとのこと、都知事は「東京へ来ないで」、と言っている。そういえば、昨年は、神奈川の知事さんが、「神奈川ー箱根、湘南、へ来ないで」、なんて言っていたっけ。東京から、ちょいと出かけるくらいは、いいんじゃない、と ちょい旅に。
北千住駅からスカイツリーライン、つまり東武線に乗車。行く先は、伊勢崎。特急りょうもう、というのに乗ったら、東武動物公園までノンストップ。乗客は、7名、サラリーマンらしき男性が6名。途中の足利、太田で全員下車。伊勢崎・終点まで乗ったのは、全車両で5名。
ここで、いったん改札口へ。上毛電気鉄道では、スイカ、だめなので、切符を買わなければならない。15分後に電車が入るというので、ホームへ。客ひとりひとり、切符に丸い判のようなモノを押す。新人らしい駅員が、先輩の指導で押してくれた。客は、ひとりだった。
電車が時間通り着き、乗車。二両編成で、ワンマン。右手に赤城山が見える。途中で、手押し車のおばあさんが2人、男性3人、が乗り降りしただけで、申し訳ないほど、の貸し切り状態。終点の前橋まで通勤する人もいるはずで、朝晩は、それなりに乗客はいるはず、電車の時刻表を見ると、1時間に2回は走っている。土日は、二両目は、自転車OKで、サイクルトレインになる。
赤城山は、ずーと右側に見える。沿線は、時々人家があり、たんぼが続いている。菜の花の黄色が春景色。前橋中央駅まで約1時間。ひとつ手前の駅城東駅からは、どーんと客が乗ってきた。学生たちだった。駅から、前橋駅までは、シャトルバスがあり、100円。
実は、両毛線(小山~高崎)ばかり気になっていて、上毛線(上毛電気鉄道)に気づかなかった。先日のちょい旅で、伊勢崎線に乗った時に、上毛線というのがあることを知ったのだ。ともかく、赤城山がずーと見える路線で、乗客があまりないので、経営は、楽じゃあないようだ。自転車に乗れるイベントを、いくつかやっているようだが、それもコロナで今は中止。ワンマン列車の運転手は、いまどき珍しい長髪の青年だった。
前橋から、両毛線で高崎に出て、とり飯駅弁を買って、上野駅へ。まだ、いい天気だった。