2021年3月26日金曜日

モノレールその二  大船~江の島

 3月22日、曇り空。乗り鉄なので、天候はどうでもよろしい。北千住駅から常磐線ライナーに乗る。上野から東京駅まで停まらない電車だ。東京駅からは、東海道線熱海行きに乗車。これも品川、川崎駅しか停まらない。ということで、ここまでは、とんとん拍子。

 横浜駅で下車。根岸線ホームへ。実は、京浜東北線は、大宮から横浜駅までなのに、なぜか大船が終点になっている。横浜からは、根岸線が大船駅だということが判明。これまで何度も途中駅の石川駅(中華街)までは、行ったことがあるのに、この線が根岸線だとは知らなかったのだ。京浜東北線が、そのまま磯子から、大船駅まで走っており、ともかく、この日は、根岸線を意識しながら、洋光台、港南台、本郷台駅を通り、大船駅へ。こう見ると、横浜には、丘や小山が多い。駅周辺は、立派なマンションが立ち並び、さすが。

 大船駅に到着したのは、11時45分。目指すモノレールの出発が11時50分。JR駅からの連絡路を走る。ベルが鳴っていたが、飛び乗る。客は6名、2両編成。進行方向右側に立って外を見ると、柱が右側に並んでいた。千葉のあの風景と同じではないか。最前列の運転手横(中央)の窓から前方を見ると、なんと、モノ(ひとつ)、レールが頭上にある。「なーんだ、千葉市のモノレールと同じではないか」と独り言。そうなんです、そうだったのです、上部のレールに電車がぶら下がっているタイプ、千葉市モノレールとまったく同じでした。

 この線は、ほとんど住宅の上を通っており、しばらくすると海が見える。途中の駅でちょと降りてみようと、ホームに降りたら、後ろの車内にいた車掌が、降りるんですか、と聞くので、ちょっとホームだけで、というと、すぐに乗って下さい、と。モノレール駅の改札口が、降りてすぐのホームにあったんです。コロナ対策とのこと。この地帯の特徴で、小高い丘、竹藪などが多いため、トンネルをいくつも通過。20分ほどで終点の江の島駅着。ここは、ビルの5階。目の前に江の島が見える。

 地上にエレベーターで降り、信号を渡ると江ノ電の江の島駅。中学生らしき40名くらいの集団が、電車から降りてきた。お揃いのマスク姿で、修学旅行かな。「密」をさけて、再びモノレール駅に戻り、大船駅へ。

 大船のモノレール駅で、赤線入り制帽の駅長さんに「あのう、モノレールの資料、ありますか」、と尋ねると、「今年の7月で50周年になります。記念本を今、作っているところなので」、とのこと。「千葉市にも、モノレールがありますね」、と言ってみたら「うちの方が、先だったんですが、距離で負けてしまいました」、と残念そうだった。

 大船駅構内で、鯖寿司を買って、途中で食べるわけにいかず、神明町に持ち帰り、いただきました。


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