三国 街道宿場の猿ヶ京へ
11月4日、いい天気でした。雲ひとつない上天気、久しぶりの秋晴れ。上野駅から上毛高原駅へ。神明町でいちばんのバスに乗ったのが5時50分。北千住駅経由で上野駅に着いたのが、6時40分、飛び乗ったが、6時47本分発の越後湯沢行きの新幹線だった。上毛高原駅に停まる新幹線は、一時間に一本ほどのダイヤで、ラッキー。高崎駅経由、ほぼトンネル内走行で、景色はだめ。上毛高原駅着7時57分。8時前に着いてしまった。
ここから路線バスで、猿ヶ京へ。 バスには、通学の高校生が8名。全員、スマホに熱中していた。学校前で下車。乗客1名になった。急に景色が変化。紅葉がしっかりすすんでいた。
左側に湖、赤谷湖だ。ということは、前方の集落は、猿ヶ京温泉。湖周辺が、特にきれいだ。「あと1週間くらいだね、紅葉は」、と運転手。
ここ猿ヶ京は、三国街道の宿場で、街道の難所三国峠が控えており、温泉もあり、参勤交代の越後の大名たちが宿泊した宿場でもあった。街道歩きの旅で、ここに泊まって、三国峠を越えたこともある。もう一回は、残雪の頃、山梨のKさん、それにM先生の三人での歩き旅だった。峠の神社の鳥居の一番上の部分が雪の上にちょいと見えたほどの残雪だった。鳥居のてっぺんに座って写真を撮った。苗場に降りて、スキーをしたっけ。思い出の峠だ。
路線バスの終点で、バスを乗り換え、法師温泉へ。山道なので、マイクロバスで、約3キロ。それでも25分かかった。乗客は、ひとり。まあ、貸し切りってとこ、です。こちらの山道は、最高だった。紅葉の中を行く、という感じで、落ち葉がハラハラと散る中を、落ち葉を踏み、踏み走る。すれちがう車もなく、山道なので、のろのろ走るバス。とにかく、秋まっさかりの山道だった。毎日見ているはずの運転手さんも「いいねえ」を、連発していた。
法師温泉は、宿一軒、長寿館。与謝野晶子がきた、とあった。駐車場には、自家用車が7台。宿泊料金も高いらしい。
ここから、街道を峠まで登り、苗場に下り、越後長岡、出雲崎へ。佐渡島へ送られる囚人たちも、通った道だ。今は、峠の下にトンネルができて、国道17号線で、新潟方面へ行くことが出来る。
Go To路線バス乗りの旅は、旧街道の紅葉を愛でる旅でもありまし。
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