2019年10月14日月曜日

「さあ、地球温暖化について、話そう}

 台風19号、まる一昼夜、テレビの前で過ごした。見ながら、自分のこと、友達のこと、知り合いのことなど、大丈夫かな、と。自分は、足立区役所から、ほぼ一時間おきに電話があり、はじめは、「はい、、はい、たぐち、です」と応対したものの、相手は、テープで、「高齢者は、早めに避難所へ行きましょう、近くの避難所は、、、、」という具合で、それを繰り返していた。
 見ていて、気づいたことは、日本には、ずいぶん沢山の「ダム」があるということだった。あちらこちらのダムが、いっぱいになり、放水する、とのお知らせで、名前を知らないダムが、ずいぶんあるもんだ。こんなに沢山のダムがあるのに、なんで水力発電をしないのか、と思ったのだが。電力会社の陰謀かも。
 ブータンへ行った時、ヒマラヤの山々から落ちてくる谷川の水が、本当に小規模な川と
装置で、電力に変身していた。4~5mの川に、発電用の装置が仕組まれていて、そこを通過する際に電力になり、その同じ水が流れ落ち、次の発電所に、という具合に、次々に発電しながら下っていくという仕組み。国中、すべての家庭に電灯がついており、余った電気は、近隣のネパール、インドへ輸出しているとのことだ。
 日本のダムは、治水目的が多く、今回の台風時、ダムがいっぱいになったので、放水するというもの。この水を使って、発電すれば、と思うのだが。原発ゼロにするには、火力発電しかないのかと、思っていた。火力発電は、CO2を排出し、これまた地球環境にとってよろしくないことは、明白。
 既存のダムを、ただ水を溜めておく入れ物ではなく、発電目的にしたらいいんじゃないか。水力発電は、原発ほど、複雑な機能ではないはず。
 先日、国連総会で、スウエーデンの女子高校生が、地球温暖化を、私たちの世代に先送りしないで、と叫んでいたが、そのためのACTION 、どんなことがあるのか。
 久しぶりに会ったM先生、「地球温暖化なんて、できないよ。私たち人間が存在すること自体、温暖化に反している」、とおしゃる。でも、「温暖化を遅らせる、減らせることは出来る」とも。原発ゼロになっても、今のような便利さを希求しない、持続可能な生活スタイルを心掛ける、ひとりひとりの生き方が大切なんだ、とも。
 2019年のノーベル化学賞の吉野さんが開発したリチュウム、あれはまさに地球温高にストップをかける優れものなのだそうだ。よくわからないが、リチュウムを開発した吉野さん、偉い人なんだ、と思った。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿