2019年10月11日金曜日

10月10日は、セントウ(1010・銭湯)の日

10月10日、昨日は、「銭湯の日」だった。
 ご近所銭湯の「一の湯」へ、いつもの時間5時に行った。いつもの風呂友さんたちに会った。土曜日に東京へ来るかもしれない台風の話で盛り上がっていた。
 「水のビッグボトル、二本買ってきたよ、ほんとうは三本欲しかったんだけど、重くてね」、というと、「あたしゃ、まだ買ってない。帰りにコンビニへ寄るかな」。
 帰りに番台の女将さんから、組合からのご褒美、と手ぬぐいを貰った。本日は、銭湯の日(1010・10月10日)で、毎年、東京都の浴場組合から、記念のタオルがプレゼントされる。各風呂屋に30個(くらい)配布され、番台で、常連さんに先着順でくばられるらしい。いちげんさんは、貰えない。
 かつては、2000軒あったという都内の銭湯(1996年当時)、今は、560軒に激減。入浴料金も、2009年時は、400円だったのが、今は460円。ちなみに生き残っている銭湯数では、大田区が1位、江戸川区、葛飾区、板橋区と続いて、足立区は5位で、現役風呂屋は58軒。なお、入浴料金は、都道府県によって異なる。旅先でも、必ず現地の銭湯に入っている。
 客が減っているのは、みな自宅風呂(うち風呂)があるので、わざわざ風呂屋へ行く必要がなくなった、特に子ども、若者たちは、風呂屋へ行って裸になるのがイャ、恥ずかしいという傾向があり、銭湯を敬遠しているようだ。だって、修学旅行で風呂にみんなで入るのが恥ずかしい、と水着持参、なんてことを聞いたことがある。
 なお、10歳以上の男女の混浴禁止、という東京都の条例があり、10歳以上の男子は、お母さんといっしょに入浴出来ない。
 銭湯側も、客寄せのイベントを、いろいろやっている。5月の菖蒲湯、夏至のゆず湯
りんご湯、ラベンダー湯、今年、はじめてだったけれど、10月には、かぼす湯なんてのもあった。特段、感動はしなかったが。
 湯上りには、なんといっても、コーヒー牛乳。ご近所銭湯の常連のおじいさんは、「湯上りは、やっぱりこれよ」、と完ビールをたしなんでおられる。
 毎日、どこかの銭湯に入っているので、ま、銭湯の達人ってこと。隠居の楽しみは、銭湯です。どの銭湯でも、極上の幸せを楽しんでいます。
 

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