2019年9月25日水曜日

路線バスと都電、乗り放題

 昨日は、浅草でご詠歌の練習日。月2~3回、午前10時から12時までで、もう10年間くらい参加している。参加者は、10名ほどで、半数が女性、受講料1000円。
 この日は、お彼岸にとなえるご詠歌、それに西国巡礼に行く人がいたことから、西国の寺のご詠歌をいくつか唱えた。先生は、銚子のお寺の住職さん、40歳代の、なかなかの美声の持ち主だ。この日のために、銚子から早起きして、車でやってくる。ところで、先日の、台風15号の影響、どうでしたか、と訊くと、銚子はほぼ無事でした、とのこと。
 終了後、都バスに乗った。池袋行きで、大関横丁で下車。明治通りを渡り、都電の停留所へ。始発で、ここからは、乗客10名ほどが乗る。と、乗ったことのない車輛の電車が入ってきた。
 都電の車体は、ここ2~3年、いろいろ工夫がみられ、車体の種類がいろいろだ。車体全体が、広告になっていて、私立高校や大学の学生募集、信用金庫の広告などなど。お花見時は、まさに「さくらトラム」号になる。
 内部は、ほとんどが横一列に両側に席があり、向き合っているもの。が、この日の電車は、ひとり座りの座席が、両側にそれぞれ一列に並んだタイプで、乗客は、前席の客の背中を見るというもの。以前から、あるのは知っていたが、乗り合わせるのは、はじめて。
「しめた」、さっそく乗った。いつもなら、町屋で下車して、千代田線に乗り換えて、綾瀬まで行くというルートだが、せっかく新タイプに乗ったのだから、と王子駅まで行くことにした。
 王子駅で下車。ちなみに都電がJR線の駅とつながっているのは、ここ王子駅と大塚駅だけ。駅前の肉屋で、しゅうまいを買った(340円)。ここの店の店番は、90歳のおばあさん。「まいど」と、大きな声で叫びながら、しゅうまいを袋に入れてくれる。月1~2回は、購入している。客から「お元気ね」と、声がかかると、息子らしい男性が「ありがとうございます」、と。名物おばあさんだ。
 道路を渡ったところに、路線バスの停留所がある。ここから西新井行きのバスに乗る。
池袋と西新井間を走る路線バスで、ここから西新井までは、約30分。以外と近い。昼間の時間でも、結構混んでいる。
 荒川を江北橋で渡り、狭い道ぎりぎりに走り、西新井大師前を通り、西新井駅に。ここからは、足立区のコミュニティバスがいくつも出ている。綾瀬駅行きに乗る。結構、混んでいる。ほぼ全員がシルバーバス。綾瀬駅に着いたのが、3時20分。いつもの東武バスで、神明町へ。浅草を出てから、約4時間で帰着。
 この日乗ったのは、浅草(都バス)~大関横丁・三ノ輪(都電)~王子駅(都バス)~
西新井駅(コミュニテイバス)~綾瀬駅(東武バス)~神明町。全線シルバーバス。

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