2022年10月9日日曜日

紅葉は まだか どこかと 路線バス

朝から雨。今日は10月6日。予報では、一日中、雨模様とのこと。明日も、明後日も、同じような天気とか。ぐーんと、寒くなるとも。

「それなら、今日、行くべき」、と決めたのは、朝、4時半。勿論、傘持参での、ちょい旅です。

家の前を、一日6本しか走っていないコミュニティバスで、西新井駅まで。池袋行き都バスに乗りかえて、王子駅へ。もちろん、シルバーパスOK。王子駅から京浜東北線で赤羽へ。ここで、高崎線に乗りかえる。階段 を降りて、お隣ホームへ。と、発車のベルが鳴っていて、滑り込みセーフ。10時40分の籠原行き。いちばん前車両の、ボックスシート席。がら空きでした。理想的な乗り鉄のはじまり。グリーン車もついており、しかし、高崎まで行かない列車なので、空いている、ボックスシート車両も、客は少ない。にんまり、です。

荒川の鉄橋を渡る。下流の岩淵水門あたりが、雨でけぶっている。いいね、いいね、雨の車窓も、なかなかです。車内の各地の交通状況のお知らせにでは、あっちの路線、こっちの路線で、事故、確認などでの見合わせとか、遅延が多いようです。この電車、通常通りに走っています、おもわず、よろしい、ありがとう。

新都心駅では、ホームで待っていた人、2名。降りた人、なし。これでは、JR、経営は大変なはずです。大宮駅では、ドアが開くと、とーんと外気が入ってくる。寒い。この感覚、久しぶり。

4人掛けボックスシート、その後も、客なしで、ひとり独占のまま、11時36分、熊谷駅着。ここで下車。まっすぐ駅前のバス停へ。待つ人ゼロ。「小川」行きをチェック。なんと1時間半後の13時発。待つか、あきらめるか、一瞬考える。小川行きバスは、山間部を走るので、紅葉を楽しめるはずの路線バス。せっかく来たのだから、やっぱり乗ろう。

駅構内に戻り、「うどん屋」へ。熊谷名物のうどん、埼玉県は、うどん県で、県内、どこでもうどんがうまい。ここは、良く知られている店で、なんどか来たことがある。秩父鉄道での乗り鉄の時でも、うどんのためにここで下車する。かけうどん、550円。この後は、お隣に新設された大型本屋で時間をつぶす。椅子が3個あり、そこで、読書。買わない、買わないを繰り返しながら、立ち読みでない、座り読み。といっても、やっぱり買ってしまった、1冊。中央公論10月号ー「ポスト資本主義、斎藤幸平x佐藤優」が読んでみたくなり、買ってしまった。

13時、きっちりのバスに乗った。乗客3名。バスは、熊谷市内の国道を、しばらくはしる。熊谷名物の五家寶店、以前は、何軒かあったのが、今は、一軒のみ。老舗デパートの八木橋も近くにできたイオンモールに押され気味とか。

バスは、荒川を渡る。まっすぐは、松山方面、小川行きは、右折。あとは、畑と林の中を行く。紅葉、ぜんぜんだめ。まだまだの状況です。早すぎた。乗客2名は、いつの間にか下車していて、ひとり客になっていた。14時、終点の小川駅着。スイカでOK。690円だった。このバスは、すぐに熊谷駅に戻る。どうしようか、一瞬思った。雨も降っており、やっぱり、やめとこう。到着した電車からの客数名が、迎えの車を待っていた。不便なところなんです。駅前の「おからドーナツ」店で、ドーナツを2個買って、食べながら14時22分の池袋快速に乗る。東武東上線、途中の大学のある駅で、若者たちがどーんと乗ってきた。この頃の学生たちって、あまりお喋りをしない。ほぼ全員、スマホとお話し中です。だからとても静か。電車の走る音が、なんとも心地よく、紅葉、だめだったけれど、ま、しかたない。出直しします。

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