金町駅から、水元公園行のバスが出ている。バスが着き、首から虫かごをぶら下げた男の子が降りてきた。お父さんらしき男性も。
「一匹しか、でごめんね」、お父さん。「ううん、いいよ、一匹でもとれたんで」、息子。夏休みの宿題だったのか、水元公園で虫とりをしてきたようだ。本日は、夏休み最後の週末。ぎりぎりだったんだね。でも、よかった、一匹か、一匹でも、とれてよかった(他人のひとりごと。この日は、一日中曇り、ときどき、小雨っていう天候だった。
金町から新松戸駅まで行き、武蔵野線に乗車。北越谷駅で下車。駅構内の本屋さんに立ち寄った。この本屋さんは、有名な旭書店。大きな本屋さんで知られていいる。実は、最近発見したのだ。改札を出るんだけれど、ともかく駅構内にある。一時間ほど、あれこれ立ち読みをして、AERA 22.8.8No.34 「やっぱり鉄道が好き」、エコもミスト8・30「鉄道150年 復活の条件」、週刊現代プレミアム「にっぽんの追憶の旅 あの鉄道で どこまでも」、「新幹線に乗るのがおもしろくなる本」レイルウエイ研究会、「鉄道会社は どう生き残るか」、佐藤信之著、占めて5冊。ここのところ、ほとんど支出がないので、思い切って買ってしまった。鉄道が、これからどうするのか、今、マスコミでも連日のように取り上げられており、なんとなく、気になっていたので。
東武スカイツリーラインで、西新井駅へ。ここから一日5本しかないコミュニティバスで、綾瀬駅までのちょい乗り。4時、神明町に帰着。
曇ってはいたが、雨はやんでいた。虫が鳴いている、うるさいほどの虫の声。そういえば、この時間帯は、昨日まで蝉の声だった。虫も鳴いていたけれど、今日は、蝉の声がまったくしない。どうしたのかな。夏の終わりをつげて蝉たちは、退場。待ってましたの虫の大合唱。なんだか、秋を実感したのだった。