みーん みーんと鳴きはじめた。一か所で、ではなく、あちこち居場所を移しているようだ。地面から出てきて、まだ定位置が定まっていないのかもしれない。毎日、毎日、ここのところ蝉の動向に気をとられていた。
「梅雨あけは、ウソだったのね 今日の雨」 梅雨があけたとの気象庁からのアナウンス だったのに、翌日から毎日、雨、雨、雨。
「蝉鳴いた でもまた雨で 声止んだ」 5日ばかり前のことだった。
「蝉鳴くも まだ降る気配 空眺め」 同じ日、鳴いたけれど 雨が落ちてきた。
「みんみんと 鳴く蝉の声 あゝ夏だ」 というわけで、昨日、今日は、どこかからか聞こえてくる。本格的な夏になった。
気象庁によると、これって『戻り梅雨』というんだそうです。そういえば、東北地方は、まだ梅雨があけていないって、NHKの気象予報士のお姉さんがいってました。
この間、まだまだコロナ続きで、新種のオミクロンっていうのが主流で、日本全国、どこでも流行っていて、この先、油断出来ない状況とか。症状は比較的軽いそうだが、高齢者、特に80歳以上は、要注意、死亡するかも、と。アメリカのバイデン大統領も感染したとか。というわけで、ここのところ、外出は、控えています。ちょっこっと、近場へ。
野菜の買い出し つくば山 TX(つくエキスプレス)になんとなく乗車。冷房がしっかり効いている。40分ほどでつくば駅到着。駅構内につくば物産店が2店ある。春には、ふきのとうがおいてあった。今回は、夏野菜が並んでいた。買ったのは、とうもろこし、みょうが、枝豆、にんにく。せっかくだから、つくば山に行こうかな、どうしようか、と外に出たら、バスが止まっていた。常磐線の取手行き。そうか、これに乗ろうと、乗車。客は、3名。もう夏休みか、それとも暑い昼間だからか、学園都市の道路は、空いていた。なんどか乗ったことのある路線。田園地帯を通り、小貝川を渡ると取手市だ。途中での乗り降り客はおらず、ずっと同じまんまで45分間で到着。一時間に2本のつくばー取手間のバス、関東鉄道も楽じゃあないようです。ここから、綾瀬駅まで50分。野菜を買って、つくばから。
4時すぎに帰宅。6時頃まで、蝉の声。まだ、定位置ではなく、あっちこっちを巡回しているようです。あと何日鳴き続けるのか。長い、長い地下生活からせっかく、出てきたのだから、もっと長生きしてもいいのでは、なんて、ひとりごと。
0 件のコメント:
コメントを投稿