2018年5月2日水曜日

課外・部活「南北朝鮮のコト」

南北朝鮮が統一する?
 「南朝鮮=韓国・SOUTH KOREA」、「北朝鮮=NORTH KOREA].ここら辺が、ややこしい。横文字の南朝鮮は、訳すと韓国。戦後の東西冷戦時、中国の後押しで戦った北朝鮮、国連軍という名のアメリカ軍が代理介入の韓国、北と南の朝鮮戦争が、とりあえず休戦したのは、1953年だった。両国首脳会談は、65年ぶりでのことだった。両国境界の板門店は、今も双方の武装兵士が立つ戦争状態。板門店には、2回行ったことがある。(韓国の二名の大統領が北を訪問したことはあるが、北の首脳の南訪問は、初めて)。

こんな朝鮮体験
 高校時代、クラスメートのO君が、「母国朝鮮・北へ帰ります」、と挨拶。日本名だったが、在日だったことを知った。あの頃は、在日の朝鮮人が、75000人も北朝に帰還した。O君もそのひとり。たまーに、どうしているか、と。
 パリでの国際会議に出席していた時、ホテル内の日本料理店を借り切って、「北」の大使館スタッフ(?)が、各国出席者を食事に招待していた。いわゆるロビー活動。おみやげに、金日成の自伝本(各国語版)を配っていた。なぜか日本の野党代表が協力していた
 関東大震災だけでなく、戦前、戦中、在日朝鮮の人たちの多くが、強制連行、強制労働を強いられていた。日本が大敗した戦争にもかり出されていたことは、明白。慰安婦問題
それに、最近では、徴用工像問題など、被害者側の言い分、わかる気がする。
 
韓流映画2本
 韓流映画は、冬のソナタ、だけではない。”The King"と、「タクシードライバー」の2本を観た。前者は、司法に携わる青年が、体制の腐敗に挑むというストリーで、朴大統領(朴槿恵全大統領の父)、全斗換、金大中など実名で、出てくる。政治家は、どこの国で
もスキャンダラスなのだ。
 後者は、民主化運動の先駆けだった光州事件(1980年)。事件取材のドイツ人記者
を乗せたドライバー、戒厳令下の光州へ。ここで起きた軍による市民、学生たちへの弾圧、拷問のシーンは、凄まじい。実話だそうだが、現職大統領を監獄へ、を実現した国民の背景わかったような気がする。
 「南北朝鮮の首脳が、にこやかに握手し、抱き合うシーンは、銃を持ってた高くシーン
  よりもいい」。北の金正恩、まるぽちゃの、愛すべき表情に見えてしまった、が。

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