2025年3月30日日曜日

春本番 さくらが咲いた レッツゴー

といっても、今年も、いわゆるお花見の日程はありません。さくらが咲いたからって、自分の日常になんら影響なし、関係なしのはずですが、それでも気になります。この季節になると、なぜか「さくら」が気になる。

テレビで毎日、靖国神社の標本木(ひょうほんぼく)のところにご出勤の公務員、気象庁の方です。枝を見上げ、「まだですね」、とか「も ちょっとですね」、とかつぶやいています。毎日、その様子、パーフォーマンスをカメラが写します。「まだ一週間は、かかるかな」との報告の頃になると、標本木周辺には、スマホカメラさんたちが集まりはじめます。「あと二日、いや、三日かな」の報告頃になる。とスマホカメラさんたちのカメラは、頭上にセットされています。ついにその時がきました。標本木のまわりには、幾重にもできたスマホカメラさんたち。気象庁の係りの男性、さくらの木のまわりを一度、二度まわり、立ち止まっては、見上げ、見上げでは立ちどまり、そして、ついに宣言。「開花を宣言します」、と厳かにおっしゃいました。待ってました、の拍手のはずですが、全員、スマホで両手がいっぱい、で拍手なし。という今年の靖国神社標本木の開花宣言の中継でした。(このプロセス、テレビで毎夕やっており、実は、気になり、毎日見ていました)。

これまで、あちこちの桜を見てきました。開花の季節の歩き旅の途中でのお花見です。日本列島、九州、北海道を除くお花見名所、かなり見物しました。

青森の弘前城の桜、雪の岩木山とのコントラストに感動、「あの山がいい」と口走ったら、同行の青森浪岡のUさん、「じゃあ、あの山へ行くべえ」、と岩木山へ連れてってくらました。そこでお会いしたのが、あの三浦雄一郎さんのお父さんでした。

長野の上田城のお堀の桜、きれいだった。北国街道の旅の途中の花見でした。山梨の北杜市の山高神社の古木の桜、たしか2000年もの樹齢には、感動。駅からの路線バス、あまりにも長い行列だったので、あきらめて駅まで歩いたことを思い出しました。駒ヶ根あたりを歩いていたら、上の方に満開の桜。行ってみたら、高遠城跡の桜でした。福島の三春の桜は奥州街道歩きの旅の途中で立ち寄りました。三春の桜は、たしかに見事でしたが、地元の村の農家さんの敷地内の桜、こちらも、かなり見ごたえのあるものでした。途中、東北大震災で避難された人たちの仮設住宅があったのを思い出します。四国巡礼で訪れた三井寺や石山寺の桜もきれいでした。背景の北アルプスと松本城の桜、額縁の絵のようで、北アルプス登山の都度、何度も訪れました。

関東周辺、都内の桜名所は、隠居になってからで、なんども見に行きました。といっても、桜を愛でるよりも、大勢に見物客を見に行くようなもので、感動はあまりない。隅田川、上野公園、目黒川、千鳥ヶ淵、飛鳥山、巣鴨染井霊園、幸手の権現堂桜などなど。中央線沿いの市ヶ谷土手で、旧職場の面々との勉強会の仲間とのお花見宴会(もどき)をしました。その後、コロナで中止になりましたが、宴会方式花見は、唯一のものでした。

今は、電車、路線バスの中から、桜見物をしています。ご近所の小学校、中学校、これが結構きれいに咲く桜の木を持っています。春本番、やっぱり「さくら」です。

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