4月3日、宇都宮へ。昨年の夏、開業したばかりの路面電車、気になっていたので、初乗りに出かけた。8時半に神明町発。上野駅から乗ったのは、小金井行き。ラッシュなしの逆乗りだったので、車内は、がらがら。ボックスシートひとり掛けでゆったり、乘り鉄です。桜の花が沿線あっちこっちで、咲いていました。約2時間。
小金井で乗り換え、宇都宮 駅に11時40分着。時刻表には、『ライトレール線・西口』とあったので、さっそく西口へ。ない、どこにも表示がない。で、戻って、駅構内で地元らしい人に尋ねたら、なんと、その男性もライトレールを探しているとのこと。宇都宮駅当局も、胴元の宇都宮市も、ライトレール線の宣伝を徹底すべき、ですよね、と。
西ではなく、東口だったライトレール線発着所、構内の外れにありました。階段を下りて行くと、制服の係がいて、「現金の方は、回数券を取って下さい」、と。スイカやスマホでOKの料金システムです。春休みだからか、子どもが多い。5分ほどで、電車到着。1時間に5~6本という感じです。下車した乗客12名。それほど混んではいない。すぐに乗車、発車。ワンマン、2両編成の路面を走る電車。4人掛けで、窓は大きい。
しばらく駅前の国道を往く。速度は、ゆっくりで、横を走る車に抜かれている。宇都宮大学のキャンパス駅、といっても、学生らしき乗客の乗降なし。停留所は、屋根付き、簡単なベンチもある。街中をすぎ、〇〇小学校前とか、城跡とかの停留所。学校の昔の写真や、城跡の写真なとが停留所壁に貼ってありました。でも、周辺には、民家はなく、ここまで、どうやってくるのかな。
たんぼや畑のある郊外に出て、鬼怒川を渡る頃には、電車は、かなりの急坂を登ったり、下ったり。乗降者皆無。丘陵地帯に入る。両側には、大きな工場施設が並ぶ。工業団地だ。と停留所には、自転車置き場・駐輪所があった。しかし、広い工場の敷地内には、もっと広い、広ーい駐車場があり、車がびっしり並んでいた。なあんだ、みんな、車通勤してるんじゃん。
「次は、終点の工業団地です」、とのアナウンス。と、電車は、停留所の手前50mあたりで急停車。停留所には、前に到着した電車が停まっおり、運転手さんが、電車を降りて、雨の中で、線路をのぞいたり、たたいたりしています。しばらくして、「前の車が故障のようなので、しばらく停車しまーす」、とこちらの運転手さん。そのしばらくが、40分ほど続きました。カメラを持って、はしゃいでいた子どもたちら、12名が車内に。本社からのレスキュー隊の車が到着。じきに故障は、改善。で、停留所着ここで、全員下車。どこへ行くのか、ひとり残され、そのまま宇都宮駅に戻ることに。運転手さんが、「どちらから?」と聞くので、東京からです、と言うと、料金は、いいですから、とおっしゃる。ここ終点からは、しばらく乗客一人状態で、しかし、途中で乗ってきた客もおり、終点の宇都宮駅では、20名くらいになっていました。
せっかくだったが、名物の餃子も食べず、ホームに停まっていた逗子行きに乗車。赤羽で乗り換えて西日暮里経由で綾瀬着。神明町に着いたのは、5時すぎでした。14.5キロに乗るため、往復5000円かけての乘り鉄の旅でした。それでも、達成感はあり、でした。
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