2023年12月28日木曜日

寒空の はるか向こうに富士の山 師走乗り鉄武蔵野線

あと5日で新年、本日は、12月28日。ここ1週間くらい、毎日、晴天続きで、昨日も、ちょいと乗り鉄・武蔵野線に乗ってきた。ここのところ、富士山がよく見える。昼間での寒いけれど、暖房つき、ガラ空き状態の車内は、快適だ。

今年もいろいろありました。いい話より、いやな話、困った話の方が多かったみたい。

ウクライナでの戦争、ロシアは、止める気配なく、ウクライナといえば、もちろん、「勝つまでやめない」、というわけで、先がまったく見えない。国境を接しているモンゴルへは、ロシア側から兵役から逃れようと、若者たちが越境しているとのこと。ロシア側からの攻撃、ウクライナ側の反撃の様子が映画を見ているように、テレビで眺めていることが、なんとも後ろめたい感じがします。

中東だって、そうです。パレスチナ難民の居住地区ガザ、病院、学校を含む、あらゆる建物を次々に爆破しているイスラエル軍の攻撃、多くの、ふつうの人たちが、この爆撃によって死んでいる、なのに、どうしていいのか。テレビのチャネルを変えると、お笑い、爆笑の日本の師走風景。笑っていていいのかよ、と。シンガポールで、テレビ電話でイスラエルの友人は、「どうしていいのか、わからない」、「この先、どうなるのか」、と涙声で話していました。初めての留学先がイスラエルだったことでもあり、先が見えないイスラエル、いっときも目が離せない。

もひとつ、とても気になっているのが、スーダン。国連の開発計画(UNDP)のカルツーム事務所に赴任したことがあり、内紛で12,000人もの死者を出し、周辺国(エチオピア、チャドなど)やヨーロッパへの難民の流出が続いています。UN・国連職員も国外に脱出したとのこと。国内の資源をめぐる争い、スーダンだけではなく、いわゆるグローバルサウスといわれている国々では、深刻な問題。

日本国内だって、ろくなことない歳末です。東京電力の柏崎原発、なぜか安全性にGO!サインが出された。自民党の政治資金問題、国会議員とカネの問題、今に始まったことではないけれど、人(国民)のカネを勝手に使うなよ。

「貧乏な人とは、物を持っていない人ではなく、限りない欲望を持つ人のことです」                 これは、南米ウルグアイの大統領だったホセ・ムヒカさんの言葉です。

    今、朝の10時。時間は十分、これから路線バスで、前倒し西新井大師へ。


      

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