2023年7月14日金曜日

梅雨あい間 ちょい乗り鉄で きょうも旅

しばらくご無沙汰だった快語碌、再開です。

7月2日のことです。東海道線平塚へ。 実は、なーんでか、です。この日、いつものように朝4時すぎに3PO(散歩)へ。いつも、東へ向かって歩くのですが、たまたま対向車が来たので、振り返ったら、ちらっと目に入ったのが、山蔭。あれっと、もういちど見直すと、富士山です。あれっ、富士山、とことばに出してしまいました。この方向に、富士山が見えることは、知っていましたが、建物のおかげで、いつの間にか見えなくなっていました。ほとんどあきらめていました。なのに、見えた、神明町から見えました。すぐに戻って、綾瀬川にかかる匠橋まで行ってみました。左手(南)にスカイツリー、そして西に全体像ではないけれど、たしかに富士山。人間社会は、いろいろ障害物をつくって、視野を遮断してしまうけれど、富士山は、不動、動かない、昔からずっと、そこにあり続けています。

急いで朝食をすませ、新聞を読み、9時頃、神明町を出発。綾瀬、北千住、上野で乗り換え、東京駅へ。ここで、まだ、多少混んでいた熱海行きに乗車。進行方向右側に座りました。ここからは、横浜を過ぎると富士山が見えるはず。今日は、晴れているので、見えるはず。だんだん客が減り、10人くらいになった頃、平塚駅到着。

さっそく駅前のバス停留所へ。秦野行きと、伊勢崎行きとが、出ています。どちらでもいいわけですが、これまでに伊勢崎行きの方が、なんども乗っているので、10分ほど待ったけれど、秦野行きに乗りました。出発時の乗客3名。富士山を見るためには、運転手さんの横で、いちばん前の座席にしなければ。もちろんOKでした。駅を出てすぐ、左折して、旧東海道に入ります。東海道歩き旅で、何回も歩いている旧街道。あちこちに車が駐車していて、街道の両側では、職人さんたちが、作業中です。そう、ここは、有名な七夕祭りの現場です。しばらくして、バスは、右折。市街地の狭い道に入りました。ここからならば、見えるはず、のつもりが、左側、西の空は、箱根の山々は見えるものの、肝心の富士のお山がない。えっ、なーんでだ。なんで、富士山がないんだ。と、ひとりごとをいいながら、バスは走る。客は、いつの間にか2人が降りていて、お客さんひとりっきり、運転手さんとふたりの路線バス、40分ほどで秦野駅に到着しました。あーあ、富士山を見に来たのに、ぜんぜん見えなかった。伊勢崎線の時は、あれほど、しっかり見えたのに。

ということで、思い付き路線バス乗りでの富士山を見る、は残念な結果となりました。それほど曇っていたわけではないけれど、前衛の箱根の山々は、霞んでいました。カナ中(神奈川中央交通)のせいではありません。運が悪かっただけです。

秦野からは、小田急快速で代々木上原へ。ここから千代田線で綾瀬駅まで、約2時間。ま、こういうこともあるってこと。思い付きでのちょい旅、だもんね。

 

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