5月11日、行ってきました、上信電鉄で、下仁田往復。
大型連休、どこえも行けず、足立区内をただ、ただあっちこっちへ、で過ごした。空いた時間、どうやってすごすか、結構たいへんだった。
土曜日でも、働いている人は多い。上野往きの電車、まだ7時なのに。混んでいる。この時間帯、携帯している人は少なく、座っている人は、ほぼ全員眠っています。連休で、疲れてるんでしょうか。
上野駅から高崎行きに乗る。こちらも混んでいた。本日は晴れ。
高崎駅に着く。なぜか山の格好をした中高年団体がいくつも目につく。昔は、あんな感じだったのだ、と思い出した。構内のうどん屋でかけを食べる(300円)。うどん県だけあって、さすがうどんはうまい。
しばらく待って、富岡行きに乗車。9時15分発。切符切りのお姉さんがいて、懐かしい、はさみで切ってくれる。切符にはさみを入れるなんて、久しぶり。2両編成で、ボックスシート、まだ新しい。乗客は、11人。途中、乗り降りなし。富岡製糸工場、世界遺産、見学者、いないのかな。ゆっくり走る。田植え前の田んぼを見たかったのに、準備中もなかった。よく見ると、麦畑が多い、だからうどんがうまい。穂が大きくなっている。桑の木も多い。かいご、飼っているのか。柿の葉が太陽に輝いている。すれ違った対面列車に、「こんにゃく畑」の広告。今は、世界遺産富岡工場だが、この路線は、下仁田ネギとこんにゃく、で知られていた。
登山に熱中していた頃、西上州の山、ぜーんぶ登ったことがあった。毎週、週末に高崎から上信線にのって、終点の下仁田へ。5か月くらいかかった。20か25くらいの低い山の頂上を、ハントした。水戸天狗党の歩いた道も高崎から下仁田経由だったので、南牧村から八ヶ岳方面へ辿ったことがあった。
富岡行きなので、電車はここで終点。40分ほど待ち時間で下仁田行きに。さすがは世界遺産富岡、駅舎は、立派。トイレもきれい。タクシーもならんでおり、でも、乗り手
なし。さすが風が心地よい。
高崎駅からの直通電車が到着。でわかったこと、先に乗ってきた電車は、特別列車で、富岡に客を運ぶための新車たったのだ。その電車以外は、旧体の列車で、ぼろっちい。2両編成、こちらには、20名くらいが乗っていた。車窓には、西上州の山々が見えてきた。
車窓から見える山、全部登った、よくやったもんだ。そういえば、神津牧場は、下仁田か
ら近い。終点の下仁田駅着。高崎に戻る電車まで20分、で、駅周辺を歩いてみた。昔あった店、あるかな、あった。雑貨店で、缶ビールをなんか買ったことがある。と、その店で、おんな6人グループ、なんと台湾人だった。携帯電話で日本語と出しながら、こんにゃくを買っていた。店の奥さんもなれたもんで、イェス、イエス、なんて話している。昼にかつ丼を食べたいが、とレストランの場所を訊いていた。あとでわかったが、下仁田で、かつ丼フェア開催中だった。
帰りは、最初3人だったが、高崎に近い駅で、学生がどーと乗ってきた。高崎商科大の学生さん。上信線にあわせて大学をつくったようだ。みな定期乗車だった。
上野~高崎間往復2800円、高崎~下仁田間往復2240円だった。安いか、高いか。
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