2019年4月24日水曜日

10連休直前ちょい旅  関東鉄道常総線と真岡鐡道

4月23日、平成最後(?)のちょい旅は、関東鉄道常総線と真岡鐡道。どちらも初乗りではないが、行ってみよう、となったわけ。
北千住駅から常磐線に乗った。都心と反対方向なので、がら空き。取手で下車。関東鉄道常総線に。常総線は、取手駅から下館駅まで51.1キロ、1510円。乗りました。つくばエクスプレス線の守谷駅を通る。途中、新興住宅地、マンション群が続く。客はほとんどがここ守谷で下車。6人残った。そうそう、1輌編成です。この日乗ったのは、全部
1輌。守谷を出ると、家が少なくなり、畑、田んぼが広がる。つくば山が春霞にうっすらと見える。と、こんな所に車輛基地。関東鉄道の車両が結構停まっていた。水海道駅着。
と、電車はここ停まり。下館行きと思っていたのに。有人駅で、駅員につぎは何分待ちか
と聞くと「50分後」との返事。駅周辺、大きなホテルが1軒。ルートインホテル、駐車場がやたら広い。こんな所に泊まる人、いるのか。同じ電車でおりて、待っていた人、もう一人いた。周辺に店なし。自販機は冷たいのみモノだけ。
 電車がきた。乗ってきた乗客8人。車窓の景色は、たんぼ。水がはってある。田植えの準備が始まっていた。のんびり走る電車。音が心地よい。下妻駅、ああ来たことがある。
郷土資料館へいったことがあった。たしか下妻街道の調査だった。次の駅大宝へも来たことがある。ここの神社、名前、忘れたけれど、たしかに来た。田んぼ、水だけでなく、田植えを済ませたところもあった。
 乗り降りする客もなく、10名のまんま下館駅着。ここへは、水戸からのJRが入っている。2年前、笠間稲荷神社にきた時、この路線を乗っている。真岡鐡道は、SLで知られて
いる。13時、乗った真岡線茂木行き、12名乗客。終点まで41.9キロ、1030円で、安くはない。ここからは、ほとんど田舎道(路線)で、有人駅は、真岡駅のみ。駅舎がなんとSLになっている。SL グッズも売っている。「SL乗車90万達成」と、大きなたれ幕がかかっていた。これから達成するのか、達成したのか。この季節、春の「のり鉄」
は最高だ。緑がうっすらと出はじめ、さくら、八重桜、桃、菜の花などが、あっちのもこっちにも。ほとんど人の乗り降りのない無人駅。それでもひとつづつきっかり停まる。のんびり電車旅。終点も茂木駅まで乗っていた人、3人。
 折り返しの同じ電車に乗った。14:06分着、14:11発。
 帰りは、益子駅で3人乗車。陶器の益子。たしか、一度きたことがある。下館駅で乗り換え、再び関東鉄道常総線に。ここで通学の高校生たちがどっと乗ってきた。1輌なので
結構混んだ感じだったが、途中の無人駅で降りたので、守谷駅に着いた時は、がら空きだった。水海道で列車点検とかで20分停車。守谷駅ですでに4時半だったので、つくばエクスプレスで帰ることにした。八潮駅に5時頃着。神明町6時帰着。いい天気だった。

















2019年4月17日水曜日

大糸線は雪景色

4月16日   快晴 大糸線に乗ってきた。
7時半、新宿発あずさ、信濃南小谷行きに乗った。3月16日から、全座席指定。ほとんどの乗客は、大月駅で下車。そう、インバウンドのみなさん。途中からも見えたけれでど
富士山見物、本日は最高です。南アルプスも、八ヶ岳も、そして北アルプスも絶景。
松本から南小谷まで、車窓に釘づけ。雪が遅くなって降ったせいか、雪山景色、最高だった。11時45分に南小谷駅着。すぐに乗り換え、糸魚川へ、1輌編成。ここにもいました、タイ人女性2名、香港男性2名、日本人6名が乗客、終点までダレも降りなかった。
ここら辺は、歩いたことがあった。といっても街道筋は、もっと山側だ。線路のそばには道はなく、姫川のこっち側を走る。ゆっくりなので、ふきのとうの群生も見える。大糸線は、初めてだった。約1時間で終点の糸魚川。里山は、桜満開の季節だった。糸魚川はたしか大火事だったが、今はかなり復興していた。。
13時30分の金沢からの新幹線に乗り、持参のサンドイッチを食べながら帰京。15時40分上野駅帰着。暑くて、上着をかかえたままで神明町着。

2019年4月12日金曜日

阿武隈急行鉄道

4月9日  本日も天気よし。7時14分発のやまびこに乗った。8時55分発、福島から仙台行きに。桑折駅通過。桑折には、なつかしい思い出がある。芭蕉の奥の細道を歩いた時のこと。たしか夏の季節だった。福島を出て、南下。猛烈な暑さだった。畑の中の道を歩いていたら、目の前をなにかが通過。うさぎ、いや、いたち、だった。彼(たぶんオス)と目が会った。ちょっとの瞬間だったが、目が会った。そのあと、くるっと廻って逃げた。そのことを思い出した。
往きは東北本線に乗り、槻木駅まで行き、帰りに阿武隈急行鉄道で福島に戻ってくるという計画だった。途中の藤田駅で電車が停まった。30分ほどたって「仙台駅でのポイント故障のため、途中駅で電車が停まっています」とのアナウンス。「見通しはたっていません」、「どれくらいかかるのか、わかりません」。で、地元の乗客は、降りてゆき、残ったのは、途中駅下車して、お花見に行く客だった。12時頃、ようやく動いたけれど、白石駅で全員下車。しばらく待って、駅前にやってきた観光バスに乗せられた。各駅にとまり、ほぼ全員が降りたのは、大河原という駅で、「1000本さくらまつり」会場だった。槻木駅に着いたのは、午後2時10分。JRと阿武隈急行鉄道が同じ駅にある。
2時30分発、福島行きの阿武隈急行鉄道に乗車。二両編成でワンマン。福島まで900円
で、乗客はちらほら。急行鉄道なのに、急行ではなく、それでも、出発進行は、結構な音をたてて走り始めた。トンネルが多く、工事はさぞたいへんであったろう。でも、速度は遅く、線路のつなぎ目を走る音がよろしい。電車に乗っている気分。途中、阿武隈川を右、左に見ながら、景色もなかなか。客も少なく、それでも律儀に、ひと駅、ひと駅、しっかり停車。伊達町に入ると、真っ白に雪を付けた蔵王が迫ってくる。なかなかの景色。
というわけで、阿武隈急行鉄道、初乗りは、大満足だった。沿線は、奥の細道歩きの際に
自分のこの足で、歩いたはずなのに、桑折のいたちしか思い出せなかった。
帰り、福島からの新幹線に飛び乗り、車内販売で弁当でも買って、と思っていたのが、おお外れ。車内販売は、なくなっていたのだ。朝7時半、おにぎりを一個食べただけで、上野駅につくまで、4時30分まで、まるでなんにも食べていなかったのだ。上野駅のたちそば屋で、290円のかけそばをいただきました。うまかった。