2022年12月5日月曜日

朝の4時 走る車も ワールド戦

12月5日(月) 朝から曇り空。ここのところ、寒い日が続いている。12月だもんね。寒いよ、やっぱり。師走っていうんだから、寒くなくっちゃ。

テレビも、新聞も、ほとんど連日、サッカーが話題の中心で、普段は、関心薄い人間でも、なんとなく気になります。深夜、早朝のドーハ―からの試合が気になってしまう。恒例毎朝4時の3PO中も、携帯ラジオで実況を聞いてしまう。たまに会う早朝から働いている人たちの車の中からも聞こえてきます、ワールド戦の放送。サッカーって、昔は蹴球(しゅうきゅう)っていってたのを、思い出す。高校時代、ずいぶん昔のこと、バスケットボール部員で、体育館近くのバスケット部の隣りが蹴球部だった。ちなみに、バスケットボールは、篭球(ろうきゅう)といっていました。蹴球のルールは、あまり理解していなかったけれど、部室お隣り同士で、仲良くしていた。オトコばかりの蹴球部のコーチが、いい男で、みんなの憧れだったっけ。ドーハ―、本日は、試合は夜中だけれども、どうするか、起きていようか、迷っています。

ところで、アフガ二スタンで中村哲さんが殺されてから3年めということで、いろいろ報道されています。実は、あの中村先生に、お会いしたことがある。日本の総理府(当時)企画のアジア諸国を訪問する青年指導者団というのに参加した時のことでした。訪問先のバングラデシュで、たまたまお会いしたのが中村哲先生だった。現地で活動しておられる先生が、いろいろ話をされた際、「日本の私たちは、アジアの貧困のために何ができるんですか」と団員のひとりが、また「古着など送る、というのは」、などという団員もいました。

中村哲先生は、「日本から、なにかを送る前に、ぜひ実行していただきたいことがあります。それは、みなさん、古着を出さない生活をして下さい」、と一言。

今、私たちは、古着を出す生活に、どっぷりつかっている。大量生産、大量消費、そして、大量廃棄が日常的に行われている。それなのに、もっと、もっとを追求する、もっと、もっとの快適を望んでいる。せっかくやめる気になったのに、とめる気になったのに、原発再稼働が取りざたされています。原子力発電所の廃棄物、今ある廃棄物の処理方法がみつからないのに、どうするのか。

貧しいのは、よくない、我慢はしたくない、一生懸命働いて、お金を稼ごう、そして、「豊かさ」を手にしよう、という風潮が蔓延しているみたい。

もっと早く、もっと遠くへ、飛行機や、新幹線に乗って「旅」に出よう、ではなくて、もっと時間をかけて、各駅列車で、路線バスで、ゆっくり、ゆったり、「旅」に出よう。こんな発想、どうですかね。


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