飛鳥山は、江戸時代からの桜の名所。数年前からは、王子駅側より、かわいいモノレールー5~ 6名乗りーが、山頂へ人々を運んでいる。王子駅は、目の前が飛鳥山で、ホームに立つと、山の方からの風が心地よい。あの猛暑の日でさえ、風はあった。5月、6月は、紫陽花の花が見事に咲いており、開花は、他よりも長かったような気がする。9月に入ってからも、ちょくちょく王子駅ホームへ。神明町では、もうとっくに、蝉の声は聞こえなくなっているのに、ここ飛鳥山では、まだ鳴いていた。結構、元気に鳴いている。
王子駅から都心と反対方向への京浜東北線に乘るのが、週2~3回、南浦和からの武蔵野線の乗り鉄です。結構、お気に入り路線です。朝晩は、混む路線ですが、乗り鉄の時間帯、昼前後は、空いています。八両編成の電車は、府中本町がスタート駅、5分おきに来ます。
車窓からの景色が、気にいってます。勿論、住宅群、大型商業施設、学校、病院、分譲墓地、そして、畑、田んぼもあります。遠くには、筑波山も見えます。
新松戸駅で降りて、常磐線に乗り換えて、綾瀬駅まで15分。改札でスイカを通すと、なんと230円。年金生活者にとっては、とてもやさしい運賃です。ということで、武蔵野線にはまっています。
週二回、東京唯一の路面電車「都電ーさくらトラム」に乗っています。三ノ輪商店街にある銭湯が目的です。この都電=市電は、始まりが1932年といいますから、木挽町生まれの私が生まれる前から走っていたことになる。銀座通りを走っていたチンチン電車、あこがれでした。戦後は、東京中、走っていた市電、いつの間にかなくなり、この路線、早稲田~三ノ輪間、のみになりました。三ノ輪から、王子に出て、大塚駅の横を通り、早稲田まで、約1時間かけての都電の旅です。
最近、宇都宮で市街地の芳賀まで走る路面電車が、開通したとのニュースを見ました。いちど試乗に行かねばと、思っています。そういえば、地方都市の路面電車、いくつも乗っています。豊橋、京都、広島、長崎、高知、札幌、函館で乗りました。そうそう、富山では、開業してすぐの時でした。高知では、行く先が「ごめん・後免」という市電だった。そういえば、日光にも路面電車があったそうです。今のJR日光駅から、神橋あたりまでの距離、乗ってみかったなあ。